私立の学校は生徒の増減はある程度調節できる
団塊の世代、団塊の世代ジュニアなどと呼ばれる人たちがいます。団塊の世代といいますとすでに定年をしている人たちでしょう。団塊の世代ジュニアは40歳代でしょうか。この世代の人達の頃に人口が非常に多くなっていたと言われます。公立の学校では多い生徒を受け入れる必要があり、教室の確保、一クラスの人数を増やしたりして対応したようです。先生や教室は急には増やせませんから、どうしても教育の質が悪くなる事がありました。今は少子化の時代ですからそのようなことはないと思うかもしれません。でも突然そういったことが起こることもあります。近くに大型マンションができたりするとそのマンションから通う子どもが多くなります。一気に生徒が増えることがあるのです。それに対応する必要があり、かつてのようにクラスあたりの人数を増やして対応しなければいけなくなります。私立の学校に関してはこのようなことはほとんどありません。
国全体で人が多くなった時はそれなりの受け皿が要求されることもあるでしょうが、公立がある中でですから、ある程度自由な運営が行えます。生徒の増減などにおいてもほとんど行わずに運営ができるので、質の高い教育を提供し続けられます。
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